前提条件
インストール手順の中でMSactivator™のトライアルライセンスが必要となります。 ubiqube.com から、MSA2トライアル希望の旨をお知らせください。
また、MSactivator™を動作させるために、以下のアプリケーションのインストール/動作確認を実施してください。
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Git
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docker及びdocker-compose
動作要件
インターネットアクセス
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ホストマシンから以下への通信が可能であること。
Dockerの設定
以下は、MSactivator™を高負荷な実環境にて使用する際に必要となる設定です。 MSactivator™を評価、研修の目的で使用する場合、以下の設定は必須ではありません。
Docker for Linux (仮想環境上のLinuxを含む)
sudo sysctl -w vm.max_map_count=262144 echo 'vm.max_map_count = 262144' > /etc/sysctl.d/50-msa.conf sudo sysctl -p /etc/sysctl.d/50-msa.conf
Docker for Mac
以下をコマンドラインから実行してください。
screen ~/Library/Containers/com.docker.docker/Data/vms/0/tty
Enterを押下して、sysctl
からvm.max_map_countを設定してください。
sysctl -w vm.max_map_count=262144
Ctrl a dにて終了します。
Docker for Windows
docker-machine create -d virtualbox \ --virtualbox-cpu-count=2 \ --virtualbox-memory=8192 \ --virtualbox-disk-size=50000 \ default
Docker VMから以下を実行してください。
sudo sysctl -w vm.max_map_count=262144 sudo tee -a /etc/sysctl.conf <<< "vm.max_map_count=262144"
インストール手順
Step 1: インストール
quickstartをGitリポジトリからクローン、及びDockerHubからMSactivator™をダウンロード・実行します。 任意のディレクトリ上で、以下のコマンドを実行してください。
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cd quickstart
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./script/install.sh
トライアル環境のシステム構成について 英語資料 |
Step 2: トライアルライセンスの適用
https://localhost/ を開き、ユーザ名 ncroot
/ パスワード ubiqube
を使用してMSactivator™にログインしてください。
動作している環境によって、ログインが可能になるまで数分待つ必要があります。 |
メインメニューの「設定」(Settings)から前提条件にて受領したライセンスを適用してください。
Dockerが動作している環境でブラウザを起動している場合はlocalhost、それ以外の場合はDockerが動作している環境のIPアドレスを指定してください。 |
Step 3: サンプルデータの投入
トライアル環境は、検証用に二つのLinuxコンテナ (linux_me / 172.20.0.101 and linux_me_2 / 172.20.0.102)が標準で付随します。
各Linuxへのログインは以下を使用してください。
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username:
msa
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password:
ubiqube
MSactivator™のトライアルをより容易に感じていただくために、以下の情報をスクリプトにより自動生成します。
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BladeRunner(テナント)
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Tyrell Corporation(サブテナント)
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linux_me(Managed Entity x2)
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使用可能なMicroservice、WorkflowのManaged Entityへの紐づけ
以下のコマンドにてスクリプトを実行してください。
$ docker-compose exec msa-dev /usr/bin/create_mini_lab.sh
Step 4: MSactivator™の起動
https://localhost/ にアクセスしてユーザ名 ncroot
/ パスワード ubiqube
にてログインしてください。
再度ブラウザに戻り、MSAにログイン後、ダッシュボードに円グラフが追加されていることが確認できればセットアップ完了です。 |
環境により、キャッシュクリアやブラウザ/docker再起動が必要な場合があります。 |
dockerを再起動する場合は以下の手順をお試しください。
docker-compose down docker-compose up -d